コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ in 久留米

久留米でコミュニティ・オーガナイジングのフルワークショップを開催します!
久留米ではこれまで、主に久留米市内の方に向けて4回のフルワークショップを開催してきました。
今回初めて公開で募集するワークショップになります。どなたでも参加可能です!

<スケジュール>
2018年10月27日(土)9時~19時30分
    10月28日(日)9時~19時30分

<場所>
古賀病院21内会議室
福岡県久留米市宮ノ陣3-3-8

<想いを変革につなげるトレーニング>
社会をよくしたいと頑張っているけれど、上手くいかない。
あるいは、社会は変えられない、そう諦めていませんか?確かに、1人でできることには限りがあります。でも価値観を共有した人々の力が結集すれば、社会は変えることができます。
地域、社会、企業、学生団体やNPO… 様々な組織やコミュニティの変革は、小さな1人の想いから始まります。

その想いを変革につなげる
「語り方」
「関係づくり」
「チームづくり」
「戦略」「アクション」を2日間のトレーニングで学び、
実践することで「あなたの変えたい」を、
「みんなの変えたい」に
近づけていきます。

<2日間の構成>
1日目
・オーガナイジングとは何か?
・コーチング
・ストーリー・オブ・セルフ
・関係構築
・チーム構築
・ストーリー・オブ・アス
2日目
・戦略Ⅰ
・戦略Ⅱ
・アクション
・ストーリー・オブ・ナウ&リンキング
※すべてのパートが【講義→演習→振返り】で構成されています。

<参加費>
25,000円(2日間の昼食付)
<入金後・決済後のキャンセル規定について>
ご入金後に参加者様のご都合によりャンセルされた場合下記の通りキャンセル料金をいただきます。
なお、返金の際の送金手数料は参加者様負担とさせていただきますので、ご了承ください。
・5日前から:参加費の100%
お申し込みはこちらから 
https://goo.gl/9ypu3R

<定員>
36名

<申込みに際しての留意点>
・2日間全日程への参加が必要です
・昼食はお弁当を用意します。アレルギー等特別な理由で一般的なお弁当が召し上がれない方はご相談ください
・休憩時間につまめるお菓子と飲み物を用意します

<主催>
coco change(ココチェンジ)
問い合わせ:email hidden; JavaScript is required

coco changeは、コミュニティ・オーガナイジング・久留米の運営母体として名称を新たにして設立した団体です。①一人一人が変化になれる ②ここから始める ③個々にも力があるという思いを表現しています。私たち自身も一歩を踏み出し変化となりたいし、立ち上がりたいと思っている人の希望になりたいという思いを込めています。

2021年9月 パナソニック株式会社アプライアンス社 ストーリー・オブ・セルフ ワークショップ開催レポート

2021年9月13日、パナソニック株式会社アプライアンス社の方々に向けて、「ストーリー・オブ・セルフ」の2時間半のオンラインのワークショップを開催いたしました。参加頂いたのは新規ビジネス事業をされている事業開発センターの16名の方々です。「少しでも人の心に響くストーリーを話せるようになりたくて」、「ナラティブって最近よく聞くので、ちゃんと知りたい」、「人のベクトルを合わせ引っ張っていくにはどうしたらいいのか?学びたい!」などのそれぞれの期待を持って参加頂きました。

仕事を自分事として振り返るワークショップ

「私が事業開発センターで新規事業に取り組むのはどんな経験があるからか?どんなことを大切に思っているからなのか?」というテーマに対して、ご自身のストーリーを作り、語りました。

(実際に語って頂いたストーリーの一例)

 家族で駐在経験のある方が、アメリカから日本に帰国してすぐにお子さんから言われた「お母さん、アメリカの学校では、自分の意見を考えることが大事だけど、日本の学校では、質問された時にはすぐに正しい答えを言うことが大事なんだよ!」という言葉をきっかけに「当たり前を疑う」ようになった。その経験を通して、今の仕事でも「当たり前を疑う」ことを大切にしている。

技術者として事業部を引っ張っている方が、「小さい頃から数理系の科目が好きで、中学生の時に技術の授業でインターフォンを作った。自分ははんだ付けが得意だったのに、クラスで3位だったのが悔しくて。大学の研究室では論文を書いていたけど、もっと世の中の役に立つことがしたいなとずっと思っていた。例えば、便利な炊飯器や冷蔵庫を開発することで母親の笑顔を見たい。そんな家庭がいっぱい増えて欲しいと思って仕事をしている。」

チームのサポートをしている方が「自分は高校生の時、そこまで苦労しなくてもバレー部のレギュラーになれた。ある日、部活の練習をこっそりサボったら、担任の先生や顧問の先生や、後輩たちが総出で自分のことを探してくれていた。その時、自分は今までなめていたなと思った。同時に周りの人に支えられて自分がいることに気づいた。その経験があって、今は新規事業に取り組む人たちが、どうしたら仕事をしやすいかを考えて環境を整えている。」 

チームビルディング:いつものチームメンバーの新しい側面

参加者同士は普段から一緒に仕事をしているメンバーが多かったものの、業務中ではご自身の過去を語る機会がなく、ワークショップでは新しい気づきがあったという声が聞かれました。

「普段チームの頼れる存在として誰に対してもサポートしてくれているのには、そんな背景があったなんて全然知らなかった。

「部分的なエピソードは聞いたことがあったけれども、そのエピソードが仕事をするうえでこんな風につながっているなんて。

ナラティブ:価値観と共感でつながる大切さ

参加者からは今後仕事に取り組む上で活かしたいワークショップでの学びについて感想を頂きました。

そもそもこの仕事をなぜ自分がやっているか、を自覚できるようになるというのは重要だと感じた。」

「チームの他のメンバーにもワークショップの受講を勧めたい。同じ仕事をしていても、一人ひとりが持っているエピソードが違い、ワークショップを通して、やっている意義や価値観が理解できた。ほかの人の価値観を理解することで、他を尊重し、それぞれが目的をもって仕事を取り組むことに繋がると思う。

「自分の話をするここがちょっと恥ずかしかったが、目的だけじゃなく共感を生みやすいということが実感できた。職場でも広めたい。」

COJスタッフの想い

今回ワークショップを開催させて頂き、COJとしても気持ちが高まる場面がたくさんありがました。

元々、熱い想いを持っている方々が参加者同士で改めて確認し合える時間になったと感じました。また、参加者の方々から大変な好評を頂き、企業の方々が自分の価値観に基づいた意思決定につながるということに希望を感じました。

新規事業に取り組む参加者の方々は、普段から社会課題をビジネスを通して解決する戦略面での考え方が得意だからこそ、ナラティブを通して感情面を考えることに価値があることを受け入れ、真摯に向き合ってくださったことが嬉しかったです。

お忙しい中、ご参加頂きありがとうございました! 

パナソニック事業開発センター(Game Changer Catapult)

文責: 忠村佳代子(コーチ)

2021年6月 慶應義塾大学リーダーシップ基礎 パブリック・ナラティブ講座レポート

2021年6月7日(月)、6月14日(月)、の2週にわたり、慶應義塾大学にて「2021年度パブリック・ナラティブ講座」が開催されました。慶應義塾大学グローバルリサーチインスティチュート寄付講座「リーダーシップ基礎」の授業内で行われる本講座は今年度で6度目となり、昨年度に引き続きオンラインでの開催となりました。

リー基礎とは?

「リー基礎」の愛称で親しまれる「リーダーシップ基礎」に参加するのは、事前課題を経て選抜された約160名の学生たち。今年度は「慶應一成長できる授業」をコンセプトに掲げています。春学期間、毎回ゲスト講師の方を迎え、学部・学年の枠を超えた受講生同士の対話を通して「自分らしいリーダーシップ」について向き合ってきました。

本授業には、昨年度の受講生17名がTAとして授業運営に携わっています。TAメンバーは、各班の受講生に適切なコーチングを行えるよう事前研修を行いました。研修後には、「当日班のメンバーのストーリーを聞くのが楽しみだが、うまく話を引き出せるか不安でもある」という声が上がっていました。

160人の心が一つになったストーリー

そんな期待と緊張の入り混じる中迎えた当日。

初回の授業では、ストーリオブセルフを行いました。TAの中村さんがモデルスピーチの中で、マイノリティへの思いを自身の経験した困難を交えて話してくれたことで、受講生も安心してスピーチできる雰囲気が生まれました。

2回目の授業では、ストーリーオブアスとパブリックナラティブを行いました。まず松田さんがストーリーオブアスとして、リー基礎生がオンライン形式の中経験した困難を共有してくれたことで、より一体感が生まれました。南部さんのモデルスピーチでは、オンライン上でも熱い思いが伝わり、講師の方が涙ぐむ場面もありました。他人の物差しではなく自分の物差しを持って人生を選択する大切さを訴えるストーリーは、受講生が改めて「自分らしさ」について見つめ直す貴重な機会を与えてくれました。

受講生からは、初めは自分のコンプレックスや困難を共有することに戸惑いもあったものの、自身の価値観を改めて振り返ると共に、仲間のバックグラウンドや熱い思いを共有する充実した時間を過ごすことができたとの声をいただきました。

パブリック・ナラティブの可能性

またワークショップ後には、受講生が自身の取り組みを全体にシェアするやりとりがリー基礎LINEを通して交わされていました。思うように学生生活が送れない中でも、新たな人・物・自分に出会う機会を自ら創り出す受講生たちは、今回の学びを他の場所でも生かし、周囲を巻き込みながら困難を乗り越えてくれることでしょう。改めて、人の心を動かし一歩踏み出す勇気をくれる、パブリックナラティブの持つ力を実感した時間でした。

レポート:永島礼菜(慶應義塾大学法学部法律学科4年・リーダーシップ基礎TA)

高野千春

ワークショップに参加した動機は?

職場の新人研修の一環としてワークショップに参加しました。でも、実は学生時代に鎌田さんからミニレクチャーを受けたことがありました。その際は頭がついていかず残念ながらあまり内容を覚えていませんでした…。なので、今回の参加はとても楽しみにしていました!

学生時代から社会運動には関わってきた方だと思うので、仲間づくりやコミュニティを広げることの大切さ、相手を巻き込むコミュニケーション技術などは”現場”で吸収することができたと思っています。ただ、それらはあくまで自己流・感覚的な知識や技術でしかなかったため、「正直、あっているのだろうか?」「私は本当にこれらのことが得意なのだろうか?」とどことなくいつもモヤモヤしていました。COの専門的な裏付けを通して今までの自分の経験を振り返り、今後のChange.orgでの取り組みや、個人的な活動に活かしていきたいと思い、今回参加しました。

ワークショップに参加した感想は?

とにかく濃厚な2日間だったため、書きたいことは山のようになりますが (笑) 、特にストーリーの持つ力を体験できたことは大きな収穫でした。グループワークを通して一人ひとりがストーリーを語る実践をしていく内に、全く違う活動を行う方々と「ありのままの自分で生きられる社会に変えていきたい」という価値観で繋がることができました

自分には少し縁遠い活動かも?と思っていたメンバーの取り組みも、その方のパブリックナラティブを聞くことで、思っていた以上に自分にも関係のある身近な活動だと思え、胸が熱くなりました

ここ最近、「当事者でない人が声をあげ、活動することの難しさ」について特に悩んでいたのですが、「ストーリーを通して価値観を共有する」というアプローチに触れたことで、当事者もそうでない人も含め、お互いの様々な属性を越えて「価値観で繋がり」共にゴールに向かって歩んでいくことができる、という希望も改めて持つことができました。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

圧倒的なワーク量と参加者の熱量は、自分が今まで参加したワークショップの中ではダントツでした。でも、今回特に印象的だったのは、このワークショップが「安心して発言できる空間だった」ということです。

ストーリー・オブ・セルフを語る際、自分の価値観を形成した困難について語る場面がありますが、参加者によってはそれが人前で語ることも難しいようなセンシティブな経験の場合もあります。

私も今回、誰にも話したことのない困難な経験について話ましたが、それが可能だったのは、みんなでグラウンドルールを設定し、相手を尊重し、否定しないということを主催側含め、全ての参加者が心がけて下さっていたからだと思います。主催者も参加者も、一丸となって良い時間にしようと心がけていた今回のワークショップは、私にとってとても貴重な経験となりました。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

誰でもオンライン署名を立ち上げることができるChange.orgでは、署名立ち上げ人の方々の活動をサポートしたり、最近では若い世代に向けた活動で必要なのノウハウを提供するワークショップなども開催しています。署名を立ち上げた方々にとって、COのメソッドは署名活動をする上でも欠かせない知識です。スタッフとして署名立ち上げ人に適切なサポートを提供するために、特に自分のコーチングスキルを早く向上させたいと考えています。

また、「ストーリー自体も大切な資源の一つだ」という視点は、若い活動家の卵と接することが最近増えた私にとって、とても重要な気づきとなりました。自分自身もそうでしたが、活動経験のない人の中でも、特に若者は「自分には何もない」と悩み、不安に陥ってしまうことが多いと思います。そういう若者にこそ、自分のストーリーの持つ力・価値を伝えていきたいです

今回ワークショップで学んだことを活かしながら、今後も積極的にCOのコーチングを学ぶイベントに参加したり、日々、自分でコーチングを実践するように心がけ、より多くの署名立ち上げ人の方々の活動が豊かになるよう、サポートしていきたいと思います。

川﨑良太

ワークショップに参加した動機は?

どんなに重度な障害を持っていても地域で当たり前に暮らしたい、暮らせる社会を作りたいと仲間と共に活動をして10数年、もがきながら必死に目の前の課題に対して取り組んできましたが、そこにはメソッドがありませんでした。自分だけが理解している状況でよいのだろうか、今まで以上に仲間を増やせないだろうかと考えていた私にとって今回のワークショップは有り難いお誘いでした。団体を一つにして、盛り上げていきたい、また新しい視点から障害者運動に生かせることはないかと模索していた時期でもあり、参加を決めました。

ワークショップに参加した感想は?

とても心地の良い空間で、あっという間に時間が過ぎました。(受講前は2日間は長いなぁと思っていました(笑))

今回のワークショップを受講する前の私は、人々が自ずから熱量を発して、それが突然大きなうねりとなることを期待していました。そして、その時が来るのを単純に待つしかないと感じていました。しかし、今回、パブリックナラティブを学び、自らのストーリーを通して相手に想いを伝えることや他者に問いかけることを学びました。今では、熱量が足りないと感じていた仲間に対し、私の仲間たちに対するコミットが足りなかったこと、方法を変えれば同志になれることを実感しました

また、ワークショップを受けたことで、とても大きな気づきも得られました。それは、「一人一人がすでに資源を持っている」というものです。私にとって、この気づきはどんな困難があっても今そこにいる仲間を信じられる強みを与えてくれました。加えてコーチングの手法はすぐにでも現場で生かすことができるもので、大変参考になりました。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

まず、参加者全員が社会を変えたい思いや現状を良くしていきたいとの想いにあふれた方ばかりで、その空間に一緒に入れるだけで大いにエンパワーメントされました。オンライン上でしかも初対面の方ばかりの中で、こんなに素晴らしい雰囲気が作られたのは、スタッフの皆さんのご努力の賜物だと思います。リーダーの皆さんの人柄が伝わってくる話し方やパブリックナラティブに心を掴まれました。

また事前アンケートや課題をこなす中でワークショップに対する意識も上がりました。非常に良い仕組みだと感じます。またGoogleスライドをつかったワークは新鮮でいて実用性も高く、驚きっぱなしでした。時間配分に気を配りながら、身体的にも精神的にも受講しやすいように配慮してくださった点も有り難かったですし、テックの皆さんも気さくで楽しく学ぶことができました。本当にありがとうございました。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

全国に120箇所程あるCIL(自立生活センター)は過去の障害者運動に学び,現在も障害者の権利擁護活動を展開しております。そこには脈々と受け継がれている運動の方法はありますがそれをうまく継承発展できていない現状があるのは事実です。

私はコミュニティ・オーガナイジングをさらに学び、障害者運動の場に生かしていきたいと思います。それは障害当事者の熱さに期待するだけでなくそれぞれが資源を出し合い同志になることによって大きな運動を作っていけると思います。まずは地元のセンターで同志を増やすこと,ゴールを達成することで喜びを共有していき誰もが生きやすい社会,それを作る過程でも苦しまなくていいよう戦略的にコミニティーオーガナイジングを生かしていきます

永楽和久

ワークショップに参加した動機は?

障がいをお持ちのお子様の親御様の不安解消というテーマで参加させていただきました。活動を通じて、不安が解消に向かっている実感はあったものの、なかなか広がらず、手詰まりに感じていました。

それでも、ご家族の役に立てている実感があったからこそ、諦めきれませんでした。自分一人で考えていても打開策がでてこないのではと思い、知り合いに相談したところ、今回のワークショップを紹介してもらいました。事前にコミュニティ・オーガナイジングを調べてみて衝撃的だったのは、「私」がどのように課題を解決するかではなく、「私たちの同志」がどのように課題を解決するかを考えている点でした。つまり、コミュニティでの課題解決に焦点を当てていたのです。

自分の中にこの発想はなかったので、「もしかしたらこのワークショップに参加したら道が開けるかも」という期待を持って参加させていただきました。

ワークショップに参加した感想は?

非常に濃密な2日間でした。

座学で理論を学ぶだけでなく、実際にチームを組んで課題解決に取り組むので、実践を通じて、大変さやむずかしさを感じながら、学ぶことができました。多くを学ばせていただいたのですが、特に印象に残ったのは、「人は頭だけで動くのではなく、感情も伴うことで動く」という事です。自分一人で解決できない課題を、同志と共に解決するために、多くの人々を巻き込まなければなりません。

そのためには自己開示をして共感し合い、チームを醸成した後は、ゴールや目的、それを達成する為の方法まで明確して明文化しておくことが大切だと学びました。

その過程を踏んで実践をするためにも、まずは、自分自身がその課題になぜ取り組みたいのかを深く掘り下げることが第一歩であると感じました。ワークショップを通じて、スキルはもちろんですが、一緒に参加している方々からの意見やフィードバックを通じて、深く内省するきっかけにもなったので、非常に有意義な機会になりました。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

ワークショップ内で実践があることも多いですが、今まで参加したワークショップでは、個人的なワークが主でした。しかし、こちらのワークショップは、自分自身に限らず、他の参加者と共に複数人で考え、実践していくする点が他のワークショップと違いました。テーマを一つに絞り、複数人で議論して進める為、コミュニケーションの大切さや、自分の想いを相手に伝える力が実践を通じて学べました。これらの事は、個人的なワークでは得られない学びだったと思います。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

大変濃い内容を2日間で一気に学んだ為、まだまだ消化不良感が否めません。まずは復習したり、継続的な学びの場へ参加して、理解を深めたいと思っています。並行して、活動に活かしていきたいです。

具体的には、当事者の方々に自分の想いを伝えて、新たに当事者の人たち自身が課題に取り組んでいくチーム立ち上げに取り組んでいきたいと思います。

また、このワークショップを通じ、人の可能性を信じる事も学びました。今までは自分一人で何とか頑張ろうという気持ちでしたが、今後は自分の可能性だけではなく、周りの人たちの可能性に目を向けて、信頼し、一緒に取り組んだり、時には任せてみるという事にチャレンジして活動していきたいと思います。

2021年7月31日 8月1日【第4回オンライン】COJ主催コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ開催レポート

COJ主催コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップを2021年7月31日~8月1日の2日間、「特定非営利活動法人 coco change」さんのご協力のもと開催しました。

オンラインならでは、全国各地から、参加者35名、コーチ16名、テック9名、総勢60名が集まり、真夏のジリジリと暑い中、汗をかきながら2日間を走り抜きました。

 

 

高まる期待

参加者募集からわずか10日、あっという間に満員御礼。ワークショップに対する期待をひしひしと感じました。どうしたらより学びが深まるか、オンラインでコミュニケーションのとりにくさがある中でも快適に参加していただけるか…。

今回のワークショップでは、「素顔のコーチ」を知ってもらう企画を実施し、少しでも安心感を持って参加していただけるよう新たなチャレンジをしました。この試みが功を奏したのか、ワークショップが開始直後のノーム(グランドルール)づくりから、参加者の皆さんが和気あいあいと色々なアイディアを出してくださいました

主体的に学ぼう

自分のスペースが守れるように」

お互いを尊重する

自分の学びを大切にすることも大事だけれど、一緒に参加する仲間の学びも大切にする、そんなワークショップになると感じました。

 

 

原体験、自分との出会い

「はじめまして」の6名1チームで2日間、共通する価値観に基づいた共有目的をつくり、キャンペーンをつくりました。住んでいる地域も、普段の仕事や活動も、生活の背景も違う中で、「共通する価値観」を見つけることができるのか、そんな不安もあったと思います。

チームで最初のチャレンジ、ストーリー・オブ・セルフで、自分がどうして活動しているかを語ります。「原体験」に立ち返り、私の物語として語る。「無茶ぶりだよな~」と思いつつ、5分で考え、2分で語っていただく。まさにワークショップの学びにおいて大切な『自転車に乗る』を体験してもらいました。

すると、「ちっちゃくても原体験がある」との学びや、質問をされることで自分を引き出されたと感じた方もいました。

また、振り返りの際には

原体験に気づくためにもっとコーチングを受けた方がいいですか?

たくさんある選択の瞬間はどうやって選べばいいの?

など質問も活発にあり、自転車に乗ったからこその疑問点や、語りをよりよくしたいという熱量を感じました。

 

 

関係構築ではチームの価値観を探究します。同じ経験をしたことはなくても、共感できる、気持ちが動く、そんな価値観をコーチングし合いながらで見つけていく。「なぜその活動をしているのか」を知ることで、普段の活動内容が違っていても「同じ方向に向かって考えていること」を共有することができたのではないかと思います。

 

 

困難だからこそ一人一人の力を信じる

オーガナイジングの肝である『同志の設定』で悩まれた方は多かったのではないでしょうか。コミュニティ・オーガナイジングで大切なのは、困難に直面している人たちと共に立ち上がることです。今回のワークショップでも色々な同志が見えましたね。

皆さんの現場ではどのような同志の方々がいらっしゃいますか?

ぜひ考えてみてください。

 

 

参加者の方から、「それぞれが資源をすでに持っていて、ひとり1人の力を信じて取り組むことが大事」といった感想がありました。まさにこの通りで、持っている資源を掛け合わせながら、社会を変えるキャンペーンを考えました。

 

 

ワークショップ終了後も皆さんの学びに対する意欲がモリモリで、コミュニティページではご自身の活動での同志が誰にあたるのか質問があったり、勉強会の案内をしてくださる方もいらっしゃいます。

オンライン開催で直接会えなかったけれど、2日間で共有できる価値観をそれぞれ感じ取ってくださったからこその動きだと感じました。今回のワークショップを機に何が生まれるのか、とっても楽しみです。

 

最後に

この2日間を熱く終えることができたのは、運営を支えてくださったテックチームの皆さん、学びが深まるよう支えてきたコーチの皆さん、そして何より転ぶことを厭わずに自転車に乗り続けてくださった参加者の皆さんのおかげです!

 

 

私たちCOJは、自分たちの力で「ほしい未来をみんなで創る」、そんな活動をこれからも続けていきます。

 

木山侑香(コーチ)

【新規スタッフ募集】気候危機に取り組むスタッフの募集

 
 
 

【新規スタッフ募集】気候危機に取り組むスタッフの募集

この度、COJでは気候危機に取り組む活動家、団体に対してコミュニテイ・オーガナイジングを学んでもらい、伴走することで気候危機を乗り越える社会変化を起こすことを目指すプログラムを2021年9月から開始する予定です。そこで、10月から4人のプロジェクトメンバーと共に、プロジェクトマネージャーのパートナーとして活躍するプロジェクト・サブマネージャー(週3日程度の稼働)を募集します。募集期間は2021年9月7日までです。なお、本応募に関する質問はemail hidden; JavaScript is requiredまでお願いします。

<プロジェクトの概要>

  • 気候危機コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ(50人を対象)
  • 実践者伴走
  • フォローアッププログラム(15人対象)
  • キャンペーン伴走(1団体対象)
  • コミュニティ・オブ・プラクティス(COP 実践コミュニティ) (50人程度対象)
  • 日本の気候危機ナショナルシナリオを作るリーダーシップコアチームの構築支援

<プロジェクト・サブマネージャーの想定職務>

以下の業務をフルタイムで働くプロジェクトマネージャーと協議の上、分担して行ってもらいます。原則、オンラインでの仕事となります。

  • KPI達成に向けたプロジェクト管理
  • ワークショップのコーディネート:2日間のコミュニティオーガナイジングワークショップの全体管理、参加者管理、ティーチングチーム管理
  • フォローアッププログラムのコーディネート:4ヶ月間ほどのフォローアッププログラムの全体管理、参加者管理、コーチングチーム管理
  • ワークショップ、フォローアッププログラムにおけるコーチ、講師(スキルレベルに応じて)
  • Community of Practice(実践コミュニティ)の遂行補佐
  • その他、必要な事務作業(郵送、経理関連サポート業務、メール管理、ウェブサイト管理 等)
 

<望ましい候補者>

  • 気候危機問題に関心がある
  • コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップに参加したことがある、コーチや講師をしたことがある。
  • PCスキル、Wifiの使用環境などを含めて、常時オンラインでの業務に差し支えがない(コンピューターや携帯電話はご自身のものを使っていただく前提です。携帯電話料金など実費で毎月発生するものは支給)
  • 草の根運動を通じて社会変革することに関心がある

<募集要項>

勤務形態 契約社員(1年ごとの更新有)
      希望により業務委託(応相談)
  月給 162,000円〜 フレックス制度導入
  週3−4日勤務
  20〜30時間を想定
  雇用保険加入、社会保険応相談
  通勤手当支給
ワークショップなどが土日に入ることやコーチングやミーティングが夜の時間に入ることもあります。働き方はプロジェクト・マネージャーと相談の上決定します。
※試用期間3ヶ月、試用期間前後で労働条件の変更はありません。

<応募方法>

希望する方はemail hidden; JavaScript is requiredに2021年9月7日までに以下の応募書類を電子ファイル(Word、PDFなど)送ってください。応募に関する質問についても同じメールアドレスにお願いします。

  • 履歴書(書式自由指定フォームなし)
  • 職務経歴書(書式自由)
  • 志望動機書(最大800文字)

<最後に:プロジェクトメンバーからのメッセージ>

 最後まで募集要項をお読みいただきありがとうございます。プロジェクトコアメンバーの笠井貴代です。現在、気候危機は待ったなしと世界中で叫ばれていて、私も2019年に危機の大きさを知り、情報を集めるところから始め、同じ問題意識を持つ仲間と出会い、現在、行動を起こしています。その中でコミュニティ・オーガナイジングの必要性を強く感じ、その考え方、手法を使って、気候危機を回避するための市民運動を大きく前進させたいと強く思い、このプロジェクトに参加しています。情熱を持ってプロジェクトに取り組んでいただける方をお待ちしています。
 上記「想定職務」や、「望ましい候補者」などには様々記載しておりますが、「自分には少し距離が遠いかもしれない」、「もしかしたら能力やスキルが乏しいかもしれない」、という方も、是非、草の根で広める仲間(同志)として、気軽に応募いただけると嬉しいです。このトレーニングプログラムも立ち上げている最中ですので、気候危機に関心のある方々には、このプログラムに対する興味、関心なども広く意見をいただきたいと考えておりますので、この採用プロセスでも、一人でも多くの方と対話する機会をいただき、様々な方の関心や才能、人柄に触れる機会にもしていけたらと思います。一人でも多くの方のエントリーをお待ちしております。

※満員御礼 キャンセル待ち受付中※【第4回オンライン】COJ主催コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ

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【満員御礼のお知らせ】
みなさま、いつもありがとうございます。本ワークショップは2021年6月8日深夜をもって満員御礼となりました。
 
おかげさまで今回のワークショップは満員御礼となりました。ただ、毎回数名のキャンセルが発生しますので、参加をご希望される方はぜひ、以下の手順にしたがってキャンセル待ちにご登録ください。
 
キャンセル待ち予約はメールにて以下の通りお申込みください。
メール送り先:email hidden; JavaScript is required(COJ安谷屋)
タイトル:【キャンセル待ち申込】7月31日、8月1日オンラインワークショップ
記載内容:名前(フリガナ)、メールアドレス、連絡の取れる電話番号、希望枠(一般or学生)
 
【お願い】迷惑メールの設定によっては、COJからのメールが届かない場合があります。お心当たりの方は、COJからのメールを受信できるようにドメイン指定受信で「organizing.jp」を許可するように設定してください。
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みなさま、2021年も折り返しに差し掛かっておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

相変わらず政情も不安定で騒がしい日々が続いていていますが、こんな中だからこそ、コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップを実施したいと考えています。

今回、ウエイトリストという優先案内の予約受付をした関係で、6/8の公開時点で、残席が8席となっております。早割の締切が6/25までとなっておりますが、お席が埋まり次第、募集終了となりますので、ご参加を希望される方はぜひともお早めにお申込みください。

このワークショップを通じて、一人でも多くの人が希望を感じ、現場を変えようとする勇気だけでなく、具体的な方法論を持ち帰っていただけるよう今回も最善を尽くさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。

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【オンライン開催】コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ 
1日目:2021年7月31日(土) 9:00〜18:00
2日目:2021年8月1日(日) 9:00〜18:30

※両日とも8:45~接続いただけます
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<開催趣旨>

コミュニティ・オーガナイジングを用いて、自分の暮らす地域や社会に変化を起こしたい人を対象として、「コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ」を、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、オンライン(無料会議アプリzoomを利用)で開催いたします。なお、これまでの参加者は次のような取り組みをしています。

・孤独に子育てをするママを減らす産前産後ケア施設の開設のためのママたちのアクション

・新成人が成人式開催時期を夏から冬に変えるアクション

・逼迫する保健所の職員の増員のためのアクション

 

<コミュニティ・オーガナイジングとは?>

市民1人ひとりの力は小さいが、沢山の力が合わさることで強い力が生まれ、問題解決に立ち向かえるようになります。そのために市民1人ひとりが主体性を伸ばし、共有する価値観のもとに協力し、共に学び成長しながら、問題解決を目指すことをコミュニティ・オーガナイジングといいます。

<スケジュール>
1日目
・オーガナイジングとは何か?※事前視聴動画あり
・コーチング※事前視聴動画あり
・ストーリー・オブ・セルフ
・関係構築
・チーム構築※事前視聴動画あり
2日目
・戦略Ⅰ
・戦略Ⅱ
・ストーリー・オブ・アス、ストーリー・オブ・ナウ&リンキング
※基本的に【講義→演習→振返り】で構成されていますが、一部講義は、事前の動画視聴をお願いします。
※両日とも、参加者同士・講師スタッフと交流のできる「放課後」を設ける予定です。

 

<申込>
ページ最下部の「このワークショップに参加する」のボタンを押して、申込ページからお申し込みくださいませ。

 

<申し込みに際しての留意点>

・全日程への参加が必要です
・6月中旬以降に事前課題・事前アンケートなどをお送りします。メールアドレスは、事前課題のファイル(10MB以上)やその他ご案内のURL等を受け取れるものを入力してください。迷惑メールの設定によっては、COJからのメールが届かない場合があります。メールが届かない場合は、COJからのメールが受信できるようにドメイン指定受信で「communityorganizing.jp」「organizing.jp」を許可するように設定してください
・教材の一部を郵送します。申込時の住所はレターパックライトを受け取れる住所をご記入ください
・事前に指定の動画をご視聴いただきます
・イベント詳細内の免責事項、オンライン環境についてのお願い、禁止事項、同意事項を必ずお読みいただきご了承の上でお申し込みください。

2021年6月8日21:06現在。定員まで残席が1となりました。2席目からのお申込みについては、キャンセル待ちとなります。
もし、定員となり、申し込みが可能でない場合メールにて以下の通りキャンセル待ちでお申込みください。また、学生枠はすでに満席ですので、学生枠をご希望される方は同様の手順でご登録ください。また、学生枠はすでに満席ですので、学生枠をご希望される方は同様の手順でご登録ください。

毎回、様々な都合でキャンセルが数名出ておりますので、参加を希望される方は是非ともキャンセル待ちにご予約ください。

メール送り先:email hidden; JavaScript is required(COJ安谷屋)
タイトル:【キャンセル待ち申込】7月31日、8月1日オンラインワークショップ
記載内容:名前(フリガナ)、メールアドレス、連絡の取れる電話番号、希望枠(一般or学生)

【お願い】迷惑メールの設定によっては、COJからのメールが届かない場合があります。お心当たりの方は、COJからのメールを受信できるようにドメイン指定受信で「organizing.jp」を許可するように設定してください。

山角 直史

ワークショップに参加した動機は?

私は昨年3月まで社会福祉協議会に勤務していましたが、本格的に地域福祉を研究から考えたいと思い、昨年4月から大学院に進学しました。社会福祉協議会が長く用いてきた方法である「コミュニティワーク」は地域住民を主体として地域福祉を推進する方法ですが、一方で専門職と地域住民の非対称性という弱点があるのではないかと感じることがありました。そこで、当事者を中心においた考え方である「コミュニティ・オーガナイジング」について学びたいと思ったことが、ワークショップに参加したきっかけです。
また学習支援ボランティア活動にも取り組んでおり、昨年8月からボランティア団体を運営しているのですが、コロナ禍ということもあり仲間集めに苦戦していました。コミュニティ・オーガナイジングの考え方が団体運営にも活かせることがあればと考え、参加を決意しました。

ワークショップに参加した感想は?

一番の気づきを得ることができたのは、「同志」の考え方です。私や同じグループのメンバーも、「支援する側の人」であることが多く、「支援される人」を分けて考えてしまいがちでした。
しかしコミュニティ・オーガナイジングは、与える/与えられる関係によって成り立つものではなく、「問題に直面する当事者のもつ資源を総動員」して課題解決を目指す取り組みです。グループワークでは、私自身が学生なので、コロナ禍で孤立する学生のつながりづくり活動を企画しました。最初に「自分自身の課題は何なのか?」「同志である学生の力を引き出すにはどうしたいいのか?」ということから考え始めました。いつもなら「どこかで特別な困りごとを抱えている他人」の問題からスタートして考えていたのが、自分自身や身近な仲間のことを深く考えるというのは私にとっては新しい方法でした。変えようと思うことは、どこか遠くにある社会問題ではなく、自分や仲間が直面している課題こそが変革すべきことであると再認識しました。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

一般的な研修会やワークショップが2〜3時間で終わってしまうのに対して、2日間という長時間は大変だと思っていましたが、終わってみたらあっという間に過ぎていました。オンラインの研修会は、どうしても受け身になり集中が切れがちですが、COJのワークショップでは講義の時間は予習で学んだことを振り返るためよく理解できましたし、ワークはタイトな時間のためグループの仲間と集中して取り組むことができました。
 2日間通して基本的に同じ方々とグループを組めたことも、仲間意識を高めて方向性を合わせるために意義深いものだったと感じました。コーチの方々の導きもあり、短い時間の中で私たちの中にあるものを引き出し、形にできたのではないかと思います。また所々でグループ以外のメンバーとも話す時間が取れたことも、様々な所属や地域から参加されている方々がいらっしゃるので、少しでも情報交換ができて刺激を受けました。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

まず私自身が直面する課題について考えようと思いました。いつも「社会の問題は何か」と考えていましたが、自分自身の思いや問題意識から発して同じ問題を抱える仲間へと広げていくことで、意欲的で団結力のあるチームができるのではないかと思います。具体的には、ワークショップで企画したような学生の居場所づくりについて、同じような境遇の仲間達と話す時間をとってみたいと思いました。
また今までは「困っている子ども達のため」に取り組んで来た無料学習支援活動も、自分発信で問い直すと、自分が子ども時代に居場所がなかったこと、大人になって子ども達と関わる時間がなくなってしまったことに違和感を持っていました。この活動を通して、自分自身の問題意識から発した活動にしていきたいと思っています。
そして何より、大学院生として自分の研究に活かしたいと思います。社会福祉協議会の職員の方々もワークショップを受けられていましたが、コミュニティ・オーガナイジングをどのように実践に活かしているのか、ぜひお話を伺ってみたいと考えています。

寳田 隼人

ワークショップに参加した動機は?

きっかけは社内研修の一環でしたが、タイトルを読んで字のごとく、自分が取り組んでいる職務に必要なものだと即座に感じました。所属団体にもある通り、パタゴニアというアウトドアウェアブランドで働きながら、勤務する店舗の所在地、世田谷区でのフェアトレードタウン認定に向けて外部での活動をしていましたが、コロナ渦もあり、スタートから二年間勢いよく続けてきた活動に減速が感じられていました。そんな状況を打破し、地域のコミュニティが活気を取り戻し、さらに大きなうねりとなって良い未来に向かっていくきっかけが掴めたらと思いワークショップに臨みました。

ワークショップに参加した感想は?

事前に頂いた資料に目を通しながら、どのような手法で多くの人を引き付け、動かしていくのかという戦略や戦術といった事ばかりに気が向いていましたが、一日目にコーチングやストーリー・オブ・セルフのパートがあり、見よう見まねで自分がこの活動に取り組む真因やコーチングスキルを用いた会話を、しかも誰かに向かって行うという新鮮な機会に衝撃を受けました。こうした深い部分での自己への理解や、相手の話の聴き方が基礎としてとても重要であることが分かると共に、自分自身を振り返る機会としても貴重なものとなり、今後の活動のモチベーションへも繋がりました。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

オンラインでのこうしたワークショップへの参加は初めてでしたが、リアルな場で参加したワークショップと比べても、臨場感や参加意識がとても高い事が印象に残りました。これは、zoomの機能を最大限発揮し、裏で動いて頂いているスタッフの方々、綿密なワークショップの内容構成と時間管理、そして何よりも的確にタイミングよく手ほどきや導きの手を差し伸べるコーチの方々のスキルがあってこそのものだと感心してばかりでした。また、参加者の方々も普段なかなか接することのできない職業や様々な機関の所属であるにもかかわらず、グループワークを終える頃には垣根を越えてチームとしての一体感が産まれるなど、オンラインの壁を越えて人と人とが繋がっているような感覚が明確な違いとしてとても印象に残りました。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

今回、一対一の会話から戦略を用いた大きな枠での繋がりまで、人々と共感し合い行動に移す為の“型”をワークショップを通じて学びましたが、世田谷区をフェアトレードタウン認定させるという目標に関しては区役所の職員の方や区議会の議員さん、区長、商店街や事業者、そして教育機関から様々な市民方まで本当にいろんな人たちと繋がり、想いを共有して同じゴールに向かうという側面があります。ワークショップを通じて学んだ“型”をそうしたステークホルダーとのかかわりの中で発揮し、出来る限り敵を作らないやり方でスノーフレークリーダーシップを拡大、コミュニティを構築・醸成し、環境社会問題の解決に向けたアクションの一端を担えたらと思います。

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